2014年2月~5月までミラノの友人陶芸家GUIDOのスタジオにて制作していました
土はフランスから取り寄せて、GUIDOのオリジナル釉薬を一緒に使わせてもらった貴重な作品たち
しっとりとしたマットな質感は手放せなくなるようなすべすべ素肌。
日本と反対回りで、座る位置も横というイタリアのちょっと古いタイプの電気轆轤に苦労しながらも
制作できる喜びを噛み締めながらの日々でした
2014年6月~7月 スペインのマヨリカ焼きで有名な街タラベラ・デ・ラ・レイナに滞在
その際に、絵付けスタジオにアポ無しで訪問し、行き当たりばったりで仕事をさせてもらえないかを交渉。
快くオッケーしてくれたオスカースタジオさんにてマヨリカの絵付け制作をしました
貫入を入れるマヨリカも珍しいですし、なによりタラベラ・デ・ラ・レイナのマヨリカの特徴は
その鮮やかな黄色にあります。スペインの伝統的な酒器にも絵付けをさせていただき、本当に貴重な体験をさせていただきました。
2013年、14年、15年と3年連続で制作しにいっているのは、阿蘇は根子岳の麓、林棲窯さん
とっても効率的な登り窯で24時間~30時間ほどで炊きあがる窯です
主に九州の土を中心につかって風合いのよい焼き締めの作品を多く作りました
2013年には300点、14年、15年には600点ほどの作品を制作して焼成しました
自然豊かな阿蘇で、美味しいものを堪能しながらの制作の日々。。なんとも充実してます
今年の夏のアメリカ仕事生活です。
今回は3ヶ月弱滞在していましたが、Denver近くのMercury Studioで自分の作陶をして
塩窯で2回焼成しました。一回は冷却還元も。
さらに制作したものをOPEN HOUSEにて二日間展示販売しました。
AndersonRANCH では師匠と合流してひたすらアシスタントと修行の日々。
最後の修行だったので毎日が本当に貴重でした。
今年もオークションやワークショップなど忙しく、でも新しい出会いも沢山あり、再会もあり
素晴らしい毎日でした。
アメリカ、コロラド州アスペン。Anderson Ranch Art Centerでの写真です。
今回は登り窯、ソーダ窯、ガスReductionと3つの窯を1ヶ月の間にたきました。
師匠の作品でほとんど登り窯がうまる、そして入らない作品もでて夏にもちこしという驚異的な制作量におどろき!登り窯では2の間でCooling Redution(冷却還元)をして、マットでクールな仕上がり。
3回目となったRanchですが、毎回作品の出来の違いにはいつも驚きます。
雪に覆われた静かな工房も登り窯の窯たきがはじまると、賑わい、薪のストークも加熱して刺激的な窯たきでした。年末年始もなく、怒涛のように修行と仕事に追われていましたが、充実した毎日でした!
2011年 アメリカ、コロラド州アスペンAnderson Ranch Art Center
夏は、ワークショップやオークションなど、人もいっぱいアーティストもいっぱい。
昨年は師匠の作品がオークションで最高額でせりおとされましたが、今年はドネート作品がなかったのでオークションには先生の作品はありませんでした。
制作の日々ですが、毎日いろんな方との食事会でさまざまな方たちとの出会いがありました。
師匠に出会って初めてのアメリカは2ヶ月間。
デンバーのArvada Center ここは、塩窯があり塩窯での焼成を目的に制作されました。
そこで私は初めて蹴ロクロの修行を始めました。
韓国でオンギを修行されたアダムさんのオンギーワークショップ見学したり
短い期間でも濃い日々でした。
デンバーの後、アスペンに移動。
Anderson Ranch Art Centerにて1ヶ月半ほど制作。
私は蹴ロクロがようやくまわせるようになって、トチンをひたすら作るという修行をしていました。
はじめてのアメリカの窯、釉薬、土、焼成方法。すべてが目新しく、面白く、先生を取り巻く人々との出会い、すべてが新鮮でした。
初めて師匠と出会った旅。イタリアはシチリア島。
Caltagironeというマヨリカ焼きが有名な町にあるセラミックの専門学校でワークショップをした様子です。2日間という短いワークショップで、水挽きと削りのデモストレーションを行いました。
ドイツ人がつくった、生産ラインの窯跡は今は内部はギャラリースペースになっていて魅力的な空間に。伝統マヨリカの工房では絵付師の人が絵付け中。
知り合いの友人陶芸家GUIDOのミラノのギャラリー工房。
ミラノ→シチリア(パレルモ、アグリジェント、カルタジローネ)→スイス→ミラノと10日間で大移動の旅でしたが、人生最大の出会いの旅でした。